かつてバルセロナでプレーした元ブルガリア代表FWのフリスト・ストイチコフ氏(48)が、バルセロナのジョゼップ・バルトメウ会長を“口撃”した。

 スペインラジオ「オンダ・セロ」での発言をスペイン・マルカ紙(電子版)が伝えている。

 バルセロナは現在、ピッチ内外でいくつかの問題を抱えている。4日に行われたスペインリーグではRソシエダードに敗れて首位浮上のチャンスを逃した。

 さらに、この試合でベンチスタートだったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(27)がルイスエンリケ監督(44)と口論をしたことが、スペインメディアの報道によって明らかになっている。

 また5日には、元スペイン代表GKのアンドニ・スビサレッタ・フットボールディレクター(FD=53)が解任され、その後を追うように同FDのアシスタントを務めていた元同国代表DFカルレス・プジョル氏(36)がクラブからの退団を発表した。

 こうした状況についてストイチコフ氏は「私が考えるにバルトメウは会長ではなくただの事務員だ。そもそも彼が知っているスポーツはバスケットボールであって、フットボールについては門外漢だ」と、バルトメウ会長を痛烈に批判した。【超ワールドサッカー】