ボルフスブルクに移籍したFW大久保嘉人(26)がスペイン・へレス合宿初日の9日、あいさつ代わりのゴールを決めた。午前中の12対12の変則紅白戦(20分×3本)の2本目、右サイドでパスを受け、DF1人をかわし、右足で一発。新しい仲間に強めのタックルの「洗礼」を受けながら、メニューを無難にこなした。「1カ月ぶりにボールを蹴ったんで、なかなかうまくいかない。まあ最初は体が重かったけど、徐々に動けるようになった」と明るい表情で話した。

 またこの日、日本協会からは、大久保が今回の移籍のため、20日のアジア杯最終予選イエメン戦、28日の同バーレーン戦の代表から外れることが発表された。(山本孔一通信員)

 [2009年1月10日8時53分

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