<アジア大会:男子バスケットボール>◇第15日◇3日◇韓国・仁川

 男子の3位決定戦が行われ、日本代表「ハヤブサジャパン」が20年ぶりの銅メダルに輝いた。カザフスタンに76-72で競り勝ち、94年広島大会以来となる3位になった。前回10年の広州大会は4位だった。

 2点を追う第4クオーター(Q)残り2分41秒、ポイントガード比江島慎(24=アイシン)がバスケットカウントワンスローを決めて逆転。代表11年目のセンター竹内公輔(29=広島)のオフェンスリバウンドから、ポイントガード辻直人(25=東芝)、シューティングガード金丸晃輔(25=アイシン)が続けて3点シュートを決めて粘る相手を突き放した。

 長谷川健志ヘッドコーチ(54)は「結果が1つ欲しかった。個の力で打開できる比江島にかけたが、よくやってくれた」と評価。比江島も「自分がブレークしようと思い攻めた結果、バスカン(バスケットカウントワンスロー)につながった」と喜びを口にした。