<第88回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・9キロ)

 中大は28年連続のシード権を確保した。往路は12位だったが、6区の代田が3位、アンカー塩谷が2位と奮闘し、順位を4つ上げた。浦田監督は「3位以内が2区間はないと厳しいと思ったが、代田と塩谷がやってくれた」と胸をなで下ろした。

 10位でたすきを受けた塩谷は、腕を横に振るような独特なフォームで最初から飛ばした。残り1キロは息切れし、蛇行する場面もあったが「シードは当然として、少しでも順位を上げる走りをしたかった」と笑顔だった。