青学大が2時間10分9秒で連覇を飾った。

 2区でトップに立ったが、3区で2月の東京マラソンで日本人2位に入った下田裕太(3年)が東海大に逆転を許す。それでも、4区で東海大との差を詰めると、5区で安藤悠哉主将(4年)が17分43秒の区間新を出して再逆転に成功。最終6区で、エース一色恭志(4年)が突き放して、連覇を決めた。

 原晋監督は今大会の作戦名を「神ってるぞ 青山大作戦」と命名。出身地でもある広島の25年ぶりリーグ優勝にかけて「赤の次は青」とも話していたが、予告通り、大学駅伝の開幕戦を連覇。「良い流れができた。大きな故障、ノロ、インフルなどの感染症がなければ、3冠はいける」と原監督。来月6日の全日本、来年1月の箱根の大学駅伝3冠、箱根3連覇の目標へ好スタートを切った。