箱根駅伝デビューした青学大の林奎介(3年=柏日体)が、1時間2分15秒で、88回大会で東洋大の設楽悠太(現Honda)が記録した1時間2分32秒の記録を6大会ぶりに塗り替える区間新記録を打ち立てた。

 林は走り終え「まさか区間新が出ると思わなかった。区間賞は狙っていたので思っていた走りが出来た」と笑みを浮かべた。初の箱根路の感想を聞かれ「やっぱり、普通のレースと違って応援の数が違うので自分にも力になった」と振り返った。

 往路優勝は東洋大に譲った。復路スタートの段階で36秒の差がついていたが、7区通過時点で逆に3分27秒に差を広げた。林は「監督(原晋監督)からしたら予想どおりだと思いますけど。総合優勝、4連覇を狙って頑張って欲しい」と後続のチームメートにエールを送った。