20年東京五輪の代表選考会グランドチャンピオンシップ(GC、19年秋以降)の出場権が懸かる、びわ湖毎日マラソン(大津市皇子山陸上競技場発着)の号砲を翌日に控えた3日、大津市内で有力選手が会見した。

 昨年12月の福岡国際で2時間10分1秒の日本人3位に入り、GCの権利を獲得した竹ノ内佳樹(25=NTT西日本)は「30キロ以降もペースを維持し、2時間10分を切りたい」と話した。駒大時代には箱根駅伝で活躍し、15年世界選手権男子1万メートル代表の村山謙太(25=旭化成)は、終盤のスパートで勝負を決めるレースプランを示し「日本人トップで、GCの権利を取りたい。日本人トップのタイムを取れば、タイムは付いてくる」と意気込んだ。