20年東京オリンピック(五輪)の代表選考会グランドチャンピオンシップ(GC、19年秋以降)の出場権が懸かる、びわ湖毎日マラソン(大津市皇子山陸上競技場発着)は今日4日に号砲が鳴る。日本歴代9位の自己記録を持つ今井正人(トヨタ自動車九州)は大津市内で最終調整し「優勝争いをできれば、GCの圏内に入ってくる。最後にしっかり勝ちたい」と力を込めた。

 先月25日の東京では設楽悠太が、日本記録を16年ぶりに更新するなど上位10傑中3人は今季誕生。マラソンは新時代を迎えているが「年齢で勝負しているわけではない。33歳でダメと言われるなら、僕はここにいない」と世代交代は許さない構えで「勝負事なので負けたくない」と話した。