東京マラソンは3日に号砲。新たなマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場者が出るか。2020年東京オリンピック代表選手選考会MGCへの出場権をかけた戦いが行われる。

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今年もハイペースな戦いになりそう。レースをリードする2時間4分台の記録を持つ海外勢に、日本記録保持者の大迫や好調の中村ら、日本勢がどこまで対抗できるかに注目。先導するペースメーカーは1キロ2分57~58秒で、設定記録は2時間4分29秒~2時間5分11秒。先頭集団を形成する見込みの海外勢の流れに乗って好記録につなげたい。木滑は1キロ2分59秒~3分0秒を見込む第2集団に付く予定。後半で粘り2時間6分台を狙う。神野、一色、今井らまだMGCの権利を持たない選手は、後方から集団で追う展開となりそう。