東京パラリンピック視覚障がいマラソン代表推薦選手の最終選考大会などを兼ねる別府大分毎日マラソン(2月2日、大分市の高崎山・うみたまご前スタート~大分市営陸上競技場ゴール)の記者発表が16日、福岡市内で行われた。

東京五輪の選考対象レースではない。だが国内招待選手として、16年リオ五輪代表で2時間8分56秒の自己ベストを持つ佐々木悟(34=旭化成)や昨年12月の福岡国際3位の福田穣(29=西鉄)らが名を連ねた。

大会事務局関係者は「佐々木選手は、昨年9月のシドニーマラソン3位で波に乗っていると聞いている。福田選手は、マラソン初制覇を目標に掲げての参戦」と言い、埼玉県庁職員時代の13年に川内優輝(32=あいおいニッセイ同和損害保険)がマークした2時間8分15秒の大会記録更新の期待がかかる。