第97回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)に向けて、神奈川大が13日、オンライン会見を行った。

主将の北崎拓矢(4年)は「目標は、シード権(10位以内)の獲得です。この1年間、それに向けてやってきた。残りの期間で誰も欠けないように頑張っていきたい」と口にした。

大後栄治監督(56)は、キーポイントについて「最近は、7区以降で大幅に順位は上がらない。1~4区は経験がある3、4年で固められれば」とした。高速化する箱根駅伝で、往路の出遅れは致命傷になる。「4区までに第2グループにいないとレースから取り残される。6位~12位ぐらいの大学の中で、レースを進めたい」と話した。

10月の予選会でチームトップの1時間2分6秒だった呑村(のみむら)大樹(3年)は「予選会は予想以上(のタイム)で実感を得てない。実力とは思っていない。走りでみんなの力になれるように」とした。