大学3大駅伝初戦となる出雲駅伝へ向け、青学大は総合力で3年ぶり制覇を目指す。9日、島根・出雲市内での前日会見に原晋監督(54)が出席。前年はコロナ禍で中止。2年ぶりの開催となるレースへ向け、「大砲はいないが、総合力でチャレンジをしたい」と勝利の道筋を描いた。

局面を一気に変える存在こそいないが、層の厚さは例年にも増して目を引く。部員43人のうち、5000メートル13分台は22人となる。昨年度の無冠から再出発した今季のチームは総合力に自信を持つ。最終6区(10・2キロ)には東京国際大ヴィンセント・イエゴン(3年)、駒大田沢廉(3年)と勝負を決める他校のエースがそろう。5区までに、どれだけリードを作れるかが重要となる。

恒例の作戦名は「結(むすび)大作戦」。縁結びの地と知られる場所で、勝利の女神を振り向かせる。

 

1区 近藤幸太郎(3年)

2区 飯田貴之(4年)

3区 佐藤一世(2年)

4区 若林宏樹(1年)

5区 目片将大(3年)

6区 横田俊吾(3年)

 

補員

高橋勇輝(4年)

西久保遼(3年)

 

当日変更は補員を2人まで起用できる。