国学院大が、9度目の出場で過去最高の4位に食い込んだ。1区で島崎慎愛(4年=群馬・藤岡中央)が、27分6秒の区間3位ながら、トップの駒大・佐藤、2位の中大・吉居と並んで、区間新となる好スタートを切った。

しかし、じわじわと順位を下げ、5区を終わった時点でシード圏外の10位にまで沈んだ。そこから7区の平林清澄(1年=福井・美方)が区間3位で総合7位にまで浮上。最終8区の伊地知賢造(2年=埼玉・松山)が区間賞の好走で、4位にまで復活した。

前田康弘監督は「選手はよくやってくれたが、まだまだやれると思う」と、潜在能力に期待。10月の出雲駅伝も4位で、今回も最高位ではあるが「目指すのは表彰台」と、来年1月の箱根駅伝では3位以内を誓った。