第98回箱根駅伝(来年1月2、3日)で2年ぶりの総合優勝を目指す青学大が17日、神奈川県内のキャンパスで会見を行い、主将の飯田貴之(4年、八千代松陰高)が恒例の作戦名「パワフル大作戦」を聞いた当初、「作戦名発表前に、なかやまきんに君がニュースで有名になっていたので、その『パワー』をかけたのかなと思った」と、勘違いしていたことを告白した。

【箱根駅伝】チームエントリー一覧 区間エントリーは29日>

NHK福岡放送局の一橋忠之アナウンサーが7日放送のローカルニュース番組で、一日警察署長を務めたきんに君が右腕の力こぶに語りかけ「パワー!」と叫んで締めるギャグの映像が流れた後、笑いをこらえられず、3度も噴き出してしまった件がネットで話題になった。3日後の10日に、原晋監督が選手エントリー発表後の監督トークバトルで作戦名「パワフル大作戦」を発表。飯田が一瞬勘違いするほど、タイムリーだったようだ。

飯田は「全然、(きんに君のギャグに)かかってなくて」と苦笑い。「元気いっぱいの同期がたくさんいるので、自分たちの代には合っているなと感じた。パワフル世代って呼ばれるようになると思うんですけど、その名前は気に入ってますし。ポーズもやればそれらしくなるので、ありがたい作戦名をいただいたと思っている」と感謝。さらに「作戦を成功させるにあたり、4年の走り大事になってくる。大事な区間を担って優勝に貢献していきたい」と意気込んだ。