青学大が2年ぶり6度目の総合優勝を飾った。10時間43分42秒。大会記録(10時間45分23秒=20年・青学大)を大幅に更新する歴史的な圧勝だった。

青学大メンバーの喜びのコメントは次の通り。

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◆1区・志貴勇斗(2年=山形南) 初舞台ですごく緊張していたけど、その中で楽しくレースできました。(総合優勝は)去年の負けから、この1年間、しっかりと練習を積んで、絶対に勝つんだという気持ちでやってきたので、総合優勝できたのがすごいうれしいです。

◆2区・近藤幸太郎(3年=愛知・豊川工) 各大学の本当に強いエースたちが集まっている中で、最低限の走りができて本当にホッとしていますし、素直にうれしく思います。

◆3区・太田蒼生(1年=福岡・大牟田) 自分自身では、2区の(近藤)幸太郎さんが、すごくいい位置で持ってきてくださって、後ろから東京国際大の丹所選手についていくのは予定していたプランで。その丹所選手に、自分は着いていっただけで、すごく今回は運も味方してくれたのかなと思っています。

◆4区・飯田貴之(4年=千葉・八千代松陰) 今年1年間、何があっても崩れないチームを目標にしてやってきて、今回の箱根駅伝は全区間でしっかりと選手が走ってくれて、圧倒的な力を示すことができたので、本当に全員が体現してくれて、いい駅伝をすることができたと思います。

◆5区・若林宏樹(1年=京都・洛南) (初の山登りは)率直にうれしいですし、貴重な体験を1年目からできたことはありがたいと思っています。

◆6区・高橋勇輝(4年=長野日大) 本来であれば、僕が4年生として、しっかりと後ろとの差を広げなくてはいけない状況ではあったんですけど、それができずに差を詰められてしまったという点では、本当にチームに申し訳ない気持ちではいるんですけど、それを帳消しにしてくれるぐらい、復路の選手が走ってくれて優勝してくれたので、本当にチームメートに感謝したいです。

◆7区・岸本大紀(3年=新潟・三条) 往路の選手と高橋さんが、本当にいい流れで持ってきてくれて、2分半、3分という余裕を持った中での走りが自分の中でできて、この1年間、けがもあったんですけど、最終的にはしっかりとまとめることができて、チームとしても優勝することができて、本当にうれしかったです。

◆8区・佐藤一世(2年=八千代松陰) (同じ高校の)飯田先輩が本当にあこがれで、この大学に入学してきたのもあるので。最後の箱根という舞台で今までお世話になった分、恩返しすることができたのかなと思います。

◆9区・中村唯翔(3年=千葉・流通経大柏) スタート前から区間新記録は狙っていたので、更新できて素直にうれしいです。昨年優勝できずに悔しい思いをしたので、今年は優勝できて本当にうれしいです。

◆10区・中倉啓敦(3年=愛知学院愛知) 9区の中村が区間新記録で来たので、自分も負けていられないなという思いで走ったので、結果として記録が出たのでよかったと思います。(たすきは)往路、復路を走った10人だけでなく、それまでたくさんの支えてくださった方の思いが詰まっているので、これを1位でゴールに持ってくることができて、とてもうれしいです。