主催者の関東学生陸上競技連盟は、今大会の往復を合わせた2日間のコース沿道観戦者数を約60万人(大会本部発表)と発表した。主催者は、本大会の開催に当たり、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、前回同様に、沿道での応援を控えてくれるように呼びかけていた。しかし、沿道には多くの観客が出て、選手に声援を送ったり、テレビ中継車に向けて手を振る姿が多々見受けられた。

主催者は、「沿道の観戦者数につきましては、多くの皆さまが、このような大会からの呼びかけにご理解をいただいた結果だと考えています」とした。コロナ禍前の20年は約121万人だったため、それに比べれば半減。しかし、昨年は約18万人だった。同様の自粛を呼びかけていたにもかかわらず、3倍以上の観客が沿道に出ていた。