第98回箱根駅伝から一夜明けた4日、6度目の総合優勝を達成した青学大の選手たちが取材に応じた。

【箱根駅伝復路】青学大が大会新記録で2年ぶり6度目の総合V/詳細>>

5区の山登りに起用された若林宏樹(1年)は原晋監督からもらった「若の神」の称号について尋ねられ、周囲の冷静なツッコミを紹介して笑いを誘った。

1年生ながら5区に挑んだ若林が落ち着いた走りで区間3位(1時間10分46秒)の好走を見せ、往路優勝に貢献。そんな姿から、原監督は「若の神。来年は区間賞で山の神を目指してほしい」と絶賛した。

SNS上でも話題を呼んだパワーワードについて、本人の周りでも感想が止まなかった。ただ、肝心のネーミングについては「『若の神』って、山とは関係ないじゃん」と言われましたね」(若林)。冷ややかな周囲の反応を紹介しながら、「まだ山の神と言われるほどの結果を残していない」ときっぱり。区間3位では満足しない。「来年、再来年に山の神と言われるような走りを見せたい」と、5区での区間賞獲得へ決意をにじませた。