陸上男子100メートルで元日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)が17日、自身のSNSで今季の休養を表明した。

ツイッターに「陸上人生でこれから何がやりたいのかしっかりと考える時間を作る事にしました」(原文まま)と投稿。「試合で走りたい! 陸上やりたいと思うまで少しお休みします。今シーズンは試合には出場しません」と、今季の大会は出場を見送るとした。

東京オリンピック(五輪)代表の桐生は今季、4月の出雲陸上で右太ももに違和感を覚え、同月の織田記念、5月のセイコー・ゴールデングランプリ(GGP)を欠場した。今月12日に幕を閉じた日本選手権(大阪)では、100メートル決勝で10秒27(追い風風1・1メートル)の6位だった。

今後に向けて桐生は「練習もまたどこかのタイミングでやり始めます。いつも応援してくださる皆様、強くなって戻ってきます。待っていてください」と続けた。