4度目の世界選手権出場、3度目の準決勝となった飯塚翔太(31=ミズノ)は20秒77で1組7着となり、決勝進出はならなかった。「すごい楽しくて、歓声の中で走るの久々なので、結果は悔しいですけど、また頑張りたいと思いました」と結果を受け止めた。

内側のレーン。「コーナー抜けの手前くらいまではなんとか見えてる位置にいたんですけど」と振り返る。世界のトップ集団はそこからの伸びが違った。「加速がすごかった」と引き離されていった。

ただ、強調したのは前向きな感情。「米国ならではのアットホームな雰囲気の中で、選手と近い距離の中で走らせてもらい、すごく楽しかったです」と充実感もにじませた。

日本の短距離界ではベテランとして存在感を放つ。「自分にとって集大成のタイミングで準決落ちだったので、また決勝の舞台を目指して頑張りたい」と誓った。

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