昨年の東京オリンピック(五輪)1600メートル金メダリストで、日本人の母を持つマイケル・ノーマン(24=米国)が、44秒29で金メダルを獲得した。

準決勝は全体トップの44秒30。決勝もラスト100メートルでライバルを突き放してゴールした。

米カリフォルニア州サンディエゴで生まれた。母は日本人で、静岡・入野中時代の89年に100メートルで日本中学生女子初の11秒台をマークした伸江さん(旧姓斉藤)。母譲りの脚力を持つ。400メートルの優勝候補として期待された東京オリンピック(五輪)は、5位でメダルに届かなかったが、自国開催の世界選手権で頂点に立った。

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