女子やり投げで日本記録保持者の北口榛花(24=JAL)が、五輪を含めて、投てき種目で日本女子初のメダルを獲得した。
63メートル27を記録して銅メダル。日本人では11年大邱大会の海老原有希(8位)以来の予選突破を果たした舞台で、歴史を変えた。
主な一問一答は以下の通り。
-振り返って
北口 すごくうれしいのが一番。なかなかうまくいかなかった時期もたくさんあったし、海外で過ごす時間が長くて、なかなか家族と一緒に過ごせなかったり友達と一緒に遊べなかったり、いろんなことがあった。このメダルが日本女子やり投げ界の勢いを加速できたらいいと思っている。
-最終6投目で逆転した
北口 (残りの2選手に)抜かれなかったがよく分からなくて、ホッとした安心感が強かった。自然に涙が出てきました。(6投目は)乗り越えなきゃいけない局面だと思った。高校時代は6投目に強かった。6投目できる子だと思ってやりました。
-メダルの重さは
北口 軽いです(笑い)。自分の名前が彫ってある。
-24年パリ五輪に向けて
北口 同じようにメダルを取り続けて、最終的には一番いい色のメダルを取れるようにやっていきたい。
-会場を含めて現地の雰囲気は
北口 行き着けになった日本食屋さんがあるんですけど、そこのおじさんも応援してくれた。カツ丼とか親子丼、プルコギ、おいなりさんを食べた。『金メダルを取ったら明日タダにしてあげる』と言われたけど、これじゃ足りないかな。(セケラック)コーチが気を使っているのか、コーチが食べたいのか、コーチが日本食を推していて、何回も行っていたら常連になっていた。