野田明宏(自衛隊体育学校)は2時間25分29秒で9位と、入賞まであと1歩だった。

中盤から先頭集団を追い上げ、一時は入賞圏内の8位で走ったが、わずかに及ばなかった。

「本当は(先頭)集団でいきたかったが、体が動かなかった。世界は甘くなかった。情けないし(周囲に)申し訳ない」と悔しがった。

19年ドーハ大会に続いて2大会連続の世界選手権出場。入賞は届かなかったが、気迫の歩きを見せた。