高山峻野(ゼンリン)が、今季世界8位の13秒10(追い風0・6メートル)をたたき出した。

「今日が人生のピークです」と謙遜。“ネガティブ発言”も飛び出したが、序盤からスムーズにハードルを飛び越えるなど、好調を印象づける走りだった。

7月の世界選手権は出場を逃し、6月の布勢スプリントを終えて「毎日お酒を飲んで自堕落な生活をしていた」と笑うが、約1カ月間「しっかり練習はできた」と高山。元日本記録保持者は「ウエートとパワーがついてきた実感がある。もしかしたらベストが出ると思っていたが、今日はたまたまです」と自虐交じりに振り返り、報道陣を笑わせた。

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