陸上の女子やり投げで日本記録保持者の北口榛花(24=JAL)が、世界最高峰のダイヤモンドリーグで4戦連続の表彰台に上がった。

第12戦ブリュッセル大会の最終6投目に63メートル45をマークして2位。6月の第7戦パリ大会での日本人初の優勝、8月のシレジア大会での2勝目、同月のモナコ大会での2位に続き、メダルを手にした。

7月の世界選手権(米国)で日本女子初の銅メダルを獲得した後も、勢いは続く。この日は一投目で60メートル49でスタートすると、徐々に距離を伸ばした。最終6投目の直前で首位に立っていたウィンガー(米国)が今季世界最高の68メートル11のビッグスローをみせたが、北口も最終投で63メートル45と記録を伸ばした。

年間王者を決めるファイナルは7、8日にスイス・チューリヒで開催される。