立教大(立大)が55年ぶりの本大会出場を決めた。上位10人の合計タイム10時間46分18秒で6位通過した。

1年生ながら、チームトップとなる1時間3分13秒(全体21位)を記録した国安広人(兵庫・須磨学園)は「素直にうれしいです。決まった瞬間はすごいガッツポーズをして、人生でいちばんうれしかったです」と喜びをかみしめた。

出場した12人はいずれも3年生以下。下級生中心で臨んだが、4年生からは「頑張れ」「託したぞ」と声をかけられたという。「入学してから4年生の方々には、練習などで励ましてもらいました。4年生を箱根に連れていきたいという思いで走りました」とさわやかな笑顔を浮かべた。

立大は1968年(昭43)1月の第44回大会で11位(出場15校)になって以来の出場で、54年のブランクは箱根駅伝史上最長となる。これまでの最長記録は09年第85回大会の青山学院大(青学大)で、33年のブランクだった。

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