男子は村山謙太(旭化成)が1時間2分14秒で日本勢トップの9位に入った。

終盤は上門大祐(大塚製薬)、西山雄介(トヨタ自動車)と村山の日本人3選手が競り合う展開に。競技場でのスプリント勝負を制した村山は、「自分の持ち味であるスパート勝負に持ち込めた」。上門が10位、西山は11位で続いた。

村山は12月の福岡国際マラソンを見据えての「現状確認」として、このレースを選択。普段は汗をかかないタイプだが、この日はスタートから3キロほどで額に汗が浮かび、「思ったよりも状態はよくなかったのかな」。そうした中でもしっかり日本人トップを取り切り、「福岡に向けていいステップになった」とうなずいた。

ビンセント・キプケモイ(ケニア)が1時間0分10秒で制し、初代王者に輝いた。