10位以内に与えられるシード権争いは混戦になりそうだ。城西大の「山の妖精」山本唯が5区で13位から9位と順位を押し上げ、さらに前に迫った。結果、8位の法大、9位の城西大、10位の創価大が22秒差にひしめき合うことに。

圏外の11位の東洋大は、そこから1分27秒差離れるが、継続中では最長の17年連続でシード権を獲得している強豪。さらに2区を終えて19位から巻き返し、復路でも攻めにいく。その勢いに上位校がのみ込まれれば、シード権獲得なら3年ぶりの12位の明大、2年ぶりの13位の東海大にも逆襲の機会が生まれるだろう。