7区(21・3キロ、小田原~平塚)で明治大(明大)の杉彩文海(さふみ、3年=鳥栖工)が区間賞を獲得した。創価大の葛西潤(4年=関西創価)と同じ1時間2分43秒。小田原を12位で出ると、東洋大、東京国際大を抜いてシード圏内の10位に浮上。1分22秒あった差を縮めた。

「沿道からの声援は今まで経験したことのないようなものでした。21キロの間、ずっと背中を押してもらっていたような感覚。(シード圏内に入り)チームの目標がシード権の獲得というところなので、引き上げることができて自分の役割を果たすことができたんじゃないかな。8、9、10区は4年生。1年間、チームのために時には心を鬼にして引っ張ってくれた頼れる4年生なので。シード権の獲得へ最後まで応援して大手町で待ちたいと思います」