箱根駅伝で連覇を逃し、総合3位だった青学大・原晋監督(55)が一夜明けた4日、TBS系「ひるおび!」に出演し、駒大・大八木弘明監督の勇退について「残念であるとともに、新しい時代、世代交代が始まった」と新時代の幕開けを強調した。「私が最年長監督になってくる。若い監督に代わってきた。若者とともに戦いたい」と意気込んだ。また「私は青学大でリベンジします」と雪辱を誓った。

駒大が出雲、全日本、箱根と同一年度3冠を達成した要因を「ブレーキが1回もない」と分析。箱根名物の1つだった大八木監督のゲキについても触れた。「他大の選手も頑張っちゃう。ここはしゃべらない方がいい、と思うこともある」と話すなど、同じ監督として少し心配していたようだ。早朝から各番組が駒大Vを伝える箱根駅伝の結果を放送した。原監督は「今日は朝からテレビは見ませんでした」と苦笑いした。

青学大は2年連続で山登り5区の予定だった“若の神”こと若林宏樹(2年)が、直前の体調不良で当日にメンバーから外れた。区間変更や予定になかった選手を投入。計画変更を余儀なくされ、重要な山区間でブレーキが発生した。「2人がブレーキなったが、2人は責められない。育成しきれなかった監督の責任も感じる」とも話した。