駒沢大出身の田沢廉(22=トヨタ自動車)が、8月の世界選手権(ブダペスト)の代表選考会を兼ねる男子1万メートルに出場し、社会人デビューを果たした。

積極的なレースを披露。終盤に塩尻和也(富士通)に突き放されたが、27分51秒21で2位に入った。優勝した塩尻は27分46秒82だった。標準記録には届かず、今大会での男子代表決定選手はいなかった。

田沢はレース後、自身のツイッターに「トヨタ自動車での初試合の結果は2位でしたが5月20日に行われるイギリスでの試合に繋がるレースができたと思います!そこでは標準記録を突破できるように整えて頑張りたいと思います!」と投稿。ファンからは「応援しています」「イギリスでも頑張ってください」などの温かい声がつづられた。