男子マラソンのプロランナー川内優輝(36)が7日(日本時間8日)にカナダで行われたバンクーバー・マラソンで優勝したことをツイッターで伝えた。

自身126回目のマラソンを2時間17分5秒で走り、優勝トロフィーを手にガッツポーズを披露する姿を投稿。川内によると2時間18分以内で走った回数は103回、同19分以内は110回、同20分以内は114回を数えており、「サブ20」率は驚異の9割超え(90・47%)となった。

そしてレース後は優勝したことで「久々にドーピング検査がありました」と報告。「最近は抜き打ち検査ばかりで、順位が振るわずにレース後の検査と縁がなかったので懐かしい気持ちになりました」。

そこでのやり取りについて「検査員から『慣れてるね。今まで何回くらい受けたの?』と聞かれて『多分90回くらいかな』と答えたらウケてました」と詳細に伝えた。

全国のご当地マラソンを走り大活躍する川内は、今回で通算42回目の優勝を飾ったことになる。

なおバンクーバー・マラソンでは19年、当時フィアンセだった元実業団選手の水口侑子さん(現在は妻)とともに走り、歴史的な「アベックV」も達成している。