22年世界選手権金メダルのフレッド・カーリー(28=米国)が、予選でいきなり大会新記録を記録した。

1組で追い風1・5メートルの条件下、9秒88を記録。00年にモーリス・グリーン(米国)がマークした9秒91を上回って1着で走り抜けると、会場がどよめいた。

2着のブラウニング・ロアン(オーストラリア)は10秒11で、大きく差をつけてのフィニッシュとなった。

予選2組の坂井隆一郎(大阪ガス)は追い風1・7メートルの条件下、10秒08を記録して1着。小池祐貴(住友電工)が10秒14で2着。決勝は同日午後4時45分から行われる。