日本陸連は23日、評議員選定委員会を開催し、理事30人、監事3人を選任したと発表した。

理事には女子マラソンで活躍し、テレビ中継の解説でもなじみ深い増田明美さん(59)が再任したほか、21年東京オリンピック(五輪)女子100メートル障害代表の木村文子さん(35)が新たに就任した。

これまで女性の理事は、30人中5人にとどまっていたが、今回の改選後は13人に増加。理事全体に占める女性の割合は43・3%となり、同連盟の過去最高となった。スポーツ庁による各競技団体の運営指針を定めた「ガバナンスコード」では、女性理事の割合を40%以上とすることを求めており、その条件も満たした。

また、改選前は30代の理事が0人だったが、改選後は新たに2人が就任。平均年齢も60・6歳から57・7歳へ、約3歳若返った。