5度目の世界選手権(8月、ブダペスト)代表を目指す飯塚翔太(32=ミズノ)が、男子100メートルを10秒28(追い風0・4メートル)、男子200メートルを20秒43(追い風0・5メートル)で走り、ともに今季自己最高タイムをマークした。

所属先のミズノを通じ「もう少し攻めたレースができれば記録も上げられると思います。1位と2位の選手はかなり力もあり、食らいついていけたのは良かったです」と振り返った。

飯塚は200メートルに軸足を置き、世界ランキングにおけるターゲットナンバー(出場枠)での世界選手権代表入りを目指している。7月3日からは欧州遠征を敢行。この日は100メートルに出場し、その後、200メートルにも出走した。

今後は今月中旬に欧州でレースに臨み、同26日にオーストリア・アイゼンシュタットでの大会で200メートルへの出場を予定している。