すでに8月の世界選手権(ブダペスト)代表に内定している高山峻野(28=ゼンリン)が男子110メートル障害決勝に臨み、13秒29(追い風0・6メートル)で金メダルを獲得した。

スタートダッシュを決めると、中盤以降でも差を広げた。シーズンベストに0・04秒差に迫る好タイムを残した。

高山は21年東京オリンピック(五輪)代表。今年5月のセイコーゴールデングランプリ(GGP)で13秒25をマークすると、6月の日本選手権では13秒30で2位に入った。今季絶好調の泉谷駿介(23=住友電工)とともに、日本のハードル界をけん引している。

同じく決勝に進んだ横地大雅(22=TeamSSP)は13秒59で5位だった。