日本人のメダルが期待されるブダベスト市街地発着の男子20キロ競歩決勝が、天候の急変でスタート20分前に急きょ2時間5分開始が遅れることになった。

スタート直前に急にスタート地点の上空が真っ黒の雲で覆われ、急激に気温が下がって強風が吹き始め、雷雨の可能性が出てきたため、スタート直前に主催者側から2時間の延期が発表された。

男子20キロ競歩には日本から3連覇を目指す京大出身の山西利和(27=愛知製鋼)、前回大会銀メダルで21年東京オリンピック(五輪)も銀メダルの池田向希(25=旭化成)、高橋英輝(30=富士通)、古賀友太(24=大塚製薬)の4人が出場予定で、表彰台独占も期待されている。