東京オリンピック(五輪)代表でアジア王者の高山峻野(28=ゼンリン)が13秒35で、予選5組2着となり、準決勝進出を決めた。

9レーンからコースに1礼をしてスタート位置についた。スタートを決めると、序盤から上位争いを繰り広げ、後半も勢いを持続してゴールに飛び込んだ。

7月のアジア選手権を制して迎えた2大会ぶり3度目の大舞台。五輪、世界選手権を通じ、日本人初の同種目での決勝進出へ、「世界陸上にピークを合わせることができれば、準決勝でもいい位置で戦うことができる」と自信をみなぎらせていた。まずはしっかりと予選を突破した。