陸上の世界選手権女子やり投げで、日本女子のフィールド種目で初の金メダルを獲得した北口榛花(25=JAL)が26日(日本時間27日)、表彰式後に会見に臨み、話題の「ハイチュウ」の真相を明かした。

金メダルを獲得した25日の試合後のこと。デービット・セケラックコーチが「ハイチュウを2個食べた」と興奮気味に話したことが注目を集めた。

会見でこのことを尋ねられると「私は食べていないけど、コーチが食べている」と告白。実はスタンド最前列からアドバイスを送っていたセケラックコーチ自身が食べていた話であると明かした。さらに北口は「『2タイムズ』って2粒だと想像すると思うんですけど、パック2本を食べきったことらしいです」と笑顔で続けた。

コーチがハイチュウを食べるのは、ストレスがたまっている証(あかし)だという。

「ストレスがたまると異常なスピードで食べているのを見ていた。昨日ももどかしさでハイチュウがすごいスピードで食べていたんだと思う。何味か聞けなかったけど、2粒じゃなくて2本だというのは言っておきたい」

そんなほほえましい関係性もまた、北口の強みの1つでもある。