大阪経済大が検討していた第100回箱根駅伝(来年1月2、3日)への挑戦を正式に決めたことが13日、分かった。木村哲也長距離ヘッドコーチ(34)が「(箱根予選会への)出場希望者が10人そろったので出場する方針になりました」と明かした。

箱根予選会は「経験を積む場」として捉える。3大駅伝である10月9日の出雲と、11月5日の全日本を優先。そのため、出雲から中4日で行われる10月14日の箱根予選会には主力以外の選手を出場させる方向で「本戦出場を大きな目標と捉えているのではなく、出場メンバーがステップアップして来年以降につなげていけるように」と明かした。

出場予定者の中には、まだ1万メートルの持ちタイムがない選手もいる。そのため「来週末の記録会で標準を切って、間に合わせる」と、急ピッチで準備を進める。