8月の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)代表の山本亜美(立命館大)が女子400メートル障害準決勝に臨み、全体トップの58秒01で決勝進出を決めた。9台目のハードルまでは津川瑠衣(早稲田大)に先行されたが、最終10台目以降のスパートで差を広げた。

山本は今季の日本選手権で3連覇を達成。世界選手権初出場となった今夏のブダペスト大会では、57秒76で予選敗退となっていた。

男子400メートル障害準決勝は、金本昌樹(早稲田大)が49秒04の自己新記録をマーク。8月のFISUワールドユニバーシティゲームズ男子110メートル障害で金メダルを獲得した豊田兼(慶應義塾大)に競り勝った。その豊田も自己ベストとなる49秒09を記録した。

400メートル障害の決勝は男女ともに17日に行われる。