中央大、青山学院大、国学院大の3校が19日、陸上競技部の公式ホームページやSNSなどで、10月9日の出雲駅伝(出雲大社正面鳥居前~出雲ドーム前)のエントリー選手10人を発表した。

前回3位の中央大はエースの吉居大和(4年)、5000メートルの自己ベストが13分24秒11の中野翔太(4年)がエントリー。5月の関東インカレ男子1部ハーフマラソンで日本人トップの2位に入った湯浅仁(4年)、今月16日の日本インカレ5000メートルで日本勢2番手の5位となった溜池一太(2年)らも名を連ねた。

前回4位の青山学院大は、今年1月の箱根駅伝4区区間2位の太田蒼生(3年)や昨年1月の箱根路で5区区間3位の若林宏樹(3年)など、上級生8人がメンバー入りした。3大駅伝未出走ながら関東インカレ2部5000メートル3位の鶴川正也(3年)は、起爆剤としての期待がかかる。志貴勇斗主将(4年)はエントリーから外れた。

前回2位の国学院大は1万メートルで27分55秒15に自己記録を保持する平林清澄、ハーフマラソンで日本人学生歴代4位タイの山本歩夢の3年生コンビが名を連ねた。力のある伊地知賢造主将(4年)もメンバー入りし、4年ぶりの出雲路制覇を狙う。

例年10月に開催される出雲駅伝は、11月の全日本大学駅伝、1月の箱根駅伝と合わせ、学生3大駅伝の1つとされており、全6区間(45・1キロ)で争われる。10月8日の区間エントリーで正選手6人、補員2人が登録され、メンバー変更の期限は大会当日の午前9時20分。今大会には昨季3冠の駒澤大、前回5位の順天堂大、今年1月の箱根駅伝6位の早稲田大らが出場する。

◆中央大のエントリーメンバー

中野翔太(4年)、湯浅仁(4年)、吉居大和(4年)、阿部陽樹(3年)、浦田優斗(3年)、溜池一太(2年)、吉居駿恭(2年)、吉中祐太(2年)、柴田大地(1年)、本間颯(1年)

◆青山学院大のエントリーメンバー

小原響(4年)、倉本玄太(4年)、佐藤一世(4年)、山内健登(4年)、太田蒼生(3年)、鶴川正也(3年)、野村昭夢(3年)、若林宏樹(3年)、黒田朝日(2年)、鳥井健太(1年)

◆国学院大のエントリーメンバー

伊地知賢造(4年)、鈴木景仁(4年)、木村文哉(3年)、平林清澄(3年)、山本歩夢(3年)、青木瑠郁(2年)、上原琉翔(2年)、鎌田匠馬(2年)、高山豪起(2年)、田中愛睦(1年)