駒澤大(駒大)が大会記録の2時間7分51秒で優勝した。1区から首位に立ち、そのままゴールまで独走だった。
今年4月から指揮を執る藤田敦史監督(46)は「うちは(鈴木)芽吹に絶対的信頼を置いて6区に置いてますので、『これでもう勝ったな』っていう感じでした」と勝利を確信したポイントを説明した。
監督としての初陣で「(采配)決める上ですごく悩みましたし、決めた後も果たしてこれで良かったのかどうなのか」と心労が絶えなかったというが「こうして子どもたちが一生懸命頑張って優勝を届けてくれたのは、もうこれ以上うれしいことはない」と喜んだ。
さらに、チームのテーマでもある「昨年の最強チームへの挑戦」も、前回記録を上回ることで達成。
「芽吹だけに負担をかけるんじゃなくて、俺たちも頑張ろうっていう形で他の選手たちが一生懸命頑張った結果ですし、やはりその芽吹っていう存在がアンカーにいたことで、他の選手たちがのびのびやれたっていう結果だと思います」と選手をねぎらった。