「名古屋大作戦」を掲げる青山学院大が、2区までを2位で終えた。

この大作戦は愛知県内を走る2区までで駒大に独走させてしまうと「(レースが)いけいけどんどんと決まってしまう」(原監督)との理由によるもの。1区の若林宏樹(3年)は中盤から積極的に飛び出し、先頭と8秒差の区間8位でつないだが、2区の黒田朝日(2年)が挽回。1位の駒大に16秒差の2位で3区へつないだ。

原監督は前日4日の監督会見で「危険水域は30秒」と話していた。駒澤大の今季3冠を止めるべく、名古屋区間を走る序盤の1、2区で駒大に独走させてしまうと「(レースが)いけいけどんどんと決まってしまう」(原監督)との理由からだった。独走を最小限にとどまらせ、“安全水域”で序盤を走りきった。

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