3区(21・4キロ)は、2区で9位から2位に浮上した青山学院大(青学大)の太田蒼生(3年=大牟田)が、史上初の2季連続3冠を狙う駒沢大(駒大)の佐藤圭汰(2年=洛南)とデッドヒートを繰り広げた。

22秒差を巻き返し、7・6キロ付近でぴったりと並走。解説の早大OB渡辺康幸氏から「異常な走り」と評される快走で、14キロ目前で首位に立つ。その後は、細かく入れ替わりながらも優位に進めた。18・2キロでサングラスを外すと、ギアを一段上げて逃げ切り体勢に。一気に抜け出し、日本人選手で初めて1時間を切る59分47秒で、2位に4秒差をつけてタスキをつないだ。

城西大は初の留学生ヴィクター・キムタイ(2年)が力強い走りを披露し、5位から3位に押し上げた。

創価大は3位から8位に、早大は4位から7位へ後退。14位でタスキを受けた帝京大の柴戸遼太(2年)は、5人抜きで9位まで順位を上げた。

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