女子1万メートルで広中璃梨佳(24=日本郵政グループ)が、同種目日本勢初の2大会連続入賞を果たした。

31分9秒62で6位となり、23年ブダペスト大会の7位に続く快挙。女子トラック種目の日本勢2大会連続入賞は97年5000メートル8位、99年1万メートル4位の弘山晴美以来、史上2人目となった。

集団がばらけた後半に入賞圏内から、残り1周手前で7番手、さらに1人抜いて6番手に上がった。「粘って諦めなきゃ、この湿度なので、どんな展開になるか、わからない。入賞もある」と前を追った。昨年はけがでパリ五輪に届かず。「この1年、悔しい思いをしてきた。最後の1周で力を絞り出した。(前回の7位から)1つ上の順位で、と思っていた」と喜んだ。

18日の女子5000メートル予選にも出場予定。同一大会で個人2種目入賞となれば、全種目を通じて日本勢初の快挙となる。「うれしいですが、まだ。この4日間でスピードでもいけるように準備したい」と次のレースを見据えた。

◆広中璃梨佳(ひろなか・りりか)2000年(平12)11月24日、長崎市生まれ。中学で本格的に陸上を開始。長崎商高時代の18年にはアジアジュニア選手権1500メートルで優勝。日本郵政グループに進み、東京五輪では5000メートルで9位、1万メートルで7位となり、日本勢25年ぶりとなる入賞。23年世界選手権も7位入賞を果たしたが、24年パリ五輪出場は逃した。163センチ。

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