サニブラウン・ハキーム(26=東レ)が、10秒37(無風)の7組7着で予選敗退した。

予選突破の条件は各組上位3人と4位以下のタイム上位3人。サニブラウンと同組には9秒85を切るベストタイムを持つ選手が3人おり「やっぱり陸上競技、この世界、ものすごいレベルが高いですし、急に帳尻合わせたからといって、世界のヤツらと戦えるわけじゃない。日々の1日1日の練習を無駄にしていたわけではないですけど、その重みを今日感じました」とかみしめた。

22、23年と世界選手権2大会連続で決勝進出を果たしたが、昨年のパリ五輪は準決勝で9秒96の自己ベストをマークしながら、決勝進出を逃し、今大会で再び世界のファイナリストを目標に掲げていた。

6月26日の練習中に右股関節上部の骨挫傷で全治3週間と診断された。7月の日本選手権はキャリア初の予選敗退し「足を上げると痛みを伴う」と不安そうだったが、治療とリハビリをへて今大会直前の宮崎合宿で「いい練習ができて手応えがある」と復調を実感していた。

かねて照準に定めていた自国開催の大舞台。満足いく結果は得られなかったが「自分のレーン紹介の時もそうですし、皆さんにものすごく歓声をいただいて、本当に感謝しかないです」とファンに思いを込めた。

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