繰り上がりで準決勝1組に登場した泉谷駿介(25=住友電工)が、冗談を交えながら今後を見据えた。

前日15日の予選ではスタートで出遅れ、13秒52で敗退していた。日本陸連によると、フランスのゾヤが欠場したことによる繰り上がりで出場。泉谷は自宅で、レース1時間前に連絡を受けたという。準決勝ではハードルに脚がかかって転倒し「自分への失望が大きい」とレースを振り返った。

国立競技場に到着したのは、招集の15~20分前だったという。ウオーミングアップも「軽く動いて、室内のハードルを招集の時に跳んで…ぐらいです」と振り返る異例のレース。試練が続いた大会を総括し「話のネタだと思います。『あんなことがあった』とネタにできますし、いろいろと準備できてくださった中で転んじゃったこともネタにして、強く生きていくしかない。もちろん悔しい思いはあるけれど、自分自身、また頑張れるように精神面を整えたいです」とユーモアで無念の感情を隠した。

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