世界記録1時間16分10秒を出した山西利和(29=愛知製鋼)が、優勝争いからまさかの大幅ランクダウンを強いられた。
残り5キロ、折り返し地点前でペースアップを図った山西が3度目の警告を受けた。折り返し地点近くのペナルティーゾーンで2分間の待機となり、先頭集団に大幅に離された。最終的に1時間22分39秒で28位に終わった。
自国開催の世界選手権で、地元の世界記録保持者がまさかのストップ。急転直下の事態にX(旧ツイッター)では「競歩のこの2分間のペナルティー実質退場と変わらんのメンタルえぐるね 山西さん」「えーーーペナルティ 金メダル候補だったのに 山西利和選手」などの声が上がった。
TBS中継で解説をするシドニー五輪(オリンピック)女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん(53)も「怖い競技ですね…」と声を震わせた。

