昨年の世界選手権5位の結果で女子マラソンのロンドン五輪代表候補となっている赤羽有紀子(ホクレン)が、代表選考会に指定されていない東京マラソンにエントリー。「目標であるロンドン五輪の表彰台に向けて、世界トップレベルの選手と競り合い、自己記録の大幅更新を目指していきたい」と異例の声明を発表した。

 出場する可能性がある3月の五輪最終選考レースの名古屋と、両にらみで「最終的な判断は大阪国際女子マラソン後に行う予定」とした。自身の五輪出場を万全にするため、慎重に出場レースを選択する狙いのようだ。