<陸上:東日本実業団対抗駅伝>◇男子7区間77・5キロ◇3日◇埼玉・さいたま市~熊谷市

 コニカミノルタが、3時間47分57秒で、7年ぶり6度目の優勝を果たした。

 覇権を奪回したコニカミノルタの酒井監督は「今回は勝ちにこだわり、勝つ喜びを味わってほしかった」と納得の笑顔を見せた。

 最近は全盛期の強さを知る選手も少なくなり、チームに危機感があったという。2区で区間賞の宇賀地は「東日本で勝てないと、元日のニューイヤー駅伝でも勝てるわけがない」と気迫の走りでトップに立ち、たすきをつないだ。アンカーの松宮は「勝つことでチームはがらりと変わる。これで全日本が楽しみです」と手応えを口にした。